コーポレートサイト制作の費用相場|規模・ページ数別の目安

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「会社の公式サイト(コーポレートサイト)を作りたいけれど、うちの規模だと結局いくらかかるのか」——発注を検討し始めた中小企業・個人事業主の方から、弊社が最初によく受けるご質問です。

調べてみると「30万円でできます」という会社もあれば「300万円から」という会社もあり、桁が一つ違う見積もりが並びます。
何が違うのか分からないまま、安いところに頼んで後悔する——そんな事態を避けるには、まず自社の規模だと相場のどのあたりなのかをつかむのが近道です。

本記事では、コーポレートサイト制作の費用相場を規模・ページ数別に整理し、なぜ会社によって費用が大きく変わるのか、そして失敗しない予算の決め方までを、制作現場の視点で解説します。

この記事でわかること
  • 制作費は規模で変わり、小規模(3〜10P)〜50万円・中規模(10〜30P)50〜300万円・大規模(30P〜)300万円〜が目安。
  • 実際の発注データでは中央値50万円・平均95.6万円。両者には明確なズレがあり、読み方にコツがあります。
  • 同じページ数でも費用を左右するのは「①デザイン ②CMS ③多言語 ④採用などの追加領域」の4要素。
  • 予算は相場の真ん中ではなく、サイトの目的とページ数から逆算して決めます。

本記事の執筆者
ホームページ制作担当の執筆者・高橋丈太郎|中小企業のホームページ制作とWeb集客を支援する代表取締役

執筆者|高橋 丈太郎

株式会社SORAQ|代表取締役

株式会社SORAQ代表取締役。「成果につながるホームページ制作」をテーマに、中小企業のホームページ制作とWeb集客を数多く支援してきました。

「ホームページ制作担当」では、制作現場で培った経験をもとに、中小企業の経営者・ご担当者がそのまま実践できるホームページ制作とWeb集客のノウハウを、わかりやすく執筆しています。
(詳しくは代表挨拶をご覧ください)

目次

コーポレートサイトの費用相場はいくら?

コーポレートサイト制作の費用相場(規模別の目安と発注の中央値)

結論として、コーポレートサイト制作の費用相場は、小規模(3〜10ページ)で〜50万円、中規模(10〜30ページ)で50〜300万円、大規模(30ページ〜)で300万円〜が目安です。

さらに、実際の発注データを見ると傾向がはっきりします。
発注実績の一次集計(Web幹事調べ)では、コーポレートサイトの制作費は中央値50万円、平均95.6万円
多くの会社が選ぶ「ど真ん中」は50万円前後、というのが現場の実感に近い数字です。

規模(ページ数)費用相場の目安
小規模(3〜10ページ)〜50万円
中規模(10〜30ページ)50万〜300万円
大規模(30ページ〜)300万円〜

<small>出典:Web幹事(コーポレートサイトの発注実績集計/2026年)</small>

「自社は何ページ必要か」がまだ曖昧でも問題ありません。
会社案内・事業内容・お客様の声・採用・お問い合わせ、といった基本構成なら多くは小〜中規模に収まります。
まずは自社が上の表のどこに当てはまりそうかだけ、ざっくり当たりをつけてみてください。
なお、種別を横断した相場の総覧はホームページ制作の費用相場で解説しています。

なぜ「中央値50万」と「平均95.6万」がズレる?

中央値50万円と平均95.6万円という2つの数字のズレには、相場を読むうえで大事なヒントが隠れています。

平均は、ごく一部の高額案件(数百万〜の大規模サイト)に引っ張られて高く出ます。
一方の中央値は「金額順に並べたちょうど真ん中」なので、実態に近い「よくある価格帯」を表します。

担当・髙橋

平均と中央値の関係は、「年収の平均」と同じ罠です。
一部の高所得者が平均を押し上げるのと同じで、コーポレートサイトも大企業の大規模案件が平均を引き上げています。
多くの中小企業が実際に払っているのは、平均(95.6万円)より低い中央値(50万円)側です。

つまり「平均が95.6万円だから100万円は覚悟しないと」と身構える必要はありません。中小企業の現実的な落としどころは50万円前後と捉え、そこに自社の規模・目的に応じた上乗せを考える——これが相場の正しい読み方です。

ページ数・規模別の費用はどれくらい?

結論として、費用は「ページ数(規模)」にほぼ比例して上がります
ページが増えれば、その分デザイン・コーディング・原稿の作業量が積み上がるためです。
規模を3段階に分けて、それぞれの目安と中身を見ていきましょう。

小規模(3〜10ページ)〜50万円

会社案内・事業内容・お問い合わせなど、最低限の情報を整えた「名刺代わり」のサイトがこの帯です。
費用は〜50万円が目安。
テンプレート(既製デザインの型)を活用すれば、さらに費用を抑えられます。

「まず公式サイトがある状態を作りたい」「コストを抑えて始めたい」という個人事業主・小規模事業者に向いています。

担当・髙橋

小規模でも、トップページのデザインスマホでの見やすさだけはケチらないことをおすすめします。
会社の第一印象を左右する部分で、ここが安っぽいと「事業も大丈夫かな」と見られかねません。
ページ数は絞ってよいので、見える部分に予算を寄せるのが賢い使い方です。

中規模(10〜30ページ)50〜300万円

サービス紹介を充実させたり、事例・お客様の声・お知らせ・採用情報などを加えたりする、集客や信頼獲得まで狙う会社サイトがこの帯です。
費用は50万〜300万円と幅が広いのが特徴です。

幅が広いのは、同じ「20ページ」でもテンプレート寄りで作るか、オリジナルデザインで作り込むか、原稿やSEOまで任せるかで作業量が大きく変わるためです。
中小企業のコーポレートサイトは、この中規模に収まるケースが多くあります。

大規模(30ページ〜)300万円〜

事業部ごとのページ、IR(投資家向け)情報、多言語対応、採用専用サイトなど、情報量と機能が一気に増える大企業・成長企業向けの帯です。
費用は300万円〜。

戦略設計・取材・撮影・大規模なCMS構築などが加わるため、総額は規模に応じて大きく伸びます。
中小企業がいきなりここを狙う必要は、ほとんどありません。

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コーポレートサイトの費用を左右する要素は?

結論として、同じページ数でも費用が変わる主な要素は、「①デザインの作り込み ②CMS構築 ③多言語対応 ④採用などの追加領域」の4つです。
見積もりの差は、ほぼこの4点で説明できます。
価格が会社ごとに大きく違う仕組みそのものはホームページ制作の料金の決まり方で詳しく解説しています。

オリジナルデザインか、テンプレートか

費用差が最も出やすいのがデザインです。
既製テンプレートを使えば安く早く仕上がり、ゼロから設計するオリジナルデザインは費用が上がります。

トップページのデザインは5万〜30万円/案が目安、大手のフルオーダーになると80万〜150万円規模になることもあります。
下層ページのデザインは1ページあたり1万〜15万円が積み上がっていくイメージです。
「他社と似た形でいい」のか「自社らしさを表現したい」のかで、かけるべき費用が変わります。

CMS構築・更新のしやすさ

CMS(WordPressなど、専門知識なしで更新できる仕組み)を入れるかどうかも費用に効きます。CMS構築は5万〜50万円が目安で、お知らせ・ブログ・事例などを自社で更新したい場合に必要になります。

公開後に自分たちで更新できる体制を作っておくと、後々の更新外注費を抑えられます。
逆に「ほぼ更新しない数ページ」ならCMSなしという選択もあり、ここは目的次第です。

多言語対応・採用コンテンツなどの追加領域

多言語対応(英語・中国語など)、予約や問い合わせを超えた機能、採用専用ページなどは、それぞれ追加の作業として費用が上乗せされます。

担当・髙橋

「とりあえず多言語も採用ページも入れておきたい」というご要望はよくいただきますが、使われないページにお金をかけるのが一番もったいない出費です。
海外取引が本当にあるのか、採用を強化するフェーズなのか——今の自社に必要かを一度立ち止まって考えるだけで、数十万円単位で予算が変わります。

なお、採用に本腰を入れるなら、コーポレート内の採用ページではなく独立した「採用サイト」が選択肢になります。
採用サイトは相場やつくりが別物(中央値101.1万円)なので、詳しくは採用サイト制作の費用相場をご覧ください。

失敗しない予算配分はどう考える?

結論として、予算は「相場の真ん中」を狙うのではなく、サイトの目的とページ数から逆算して決めるのが失敗しないコツです。
次の3ステップで考えます。

  1. 目的を一つに絞る:名刺代わり/問い合わせを増やす/信頼感を高める/採用、のどれが主目的か。
  2. 目的に直結するページと機能だけを洗い出す:「あったら便利」は後回しでよい。
  3. 目的に合う依頼先を選ぶ:小規模ならフリーランスやテンプレート型、集客まで狙うなら制作会社、と規模に合わせる。

参考までに、同じコーポレートサイト(30ページ以内)でも、依頼先によって相場が変わります。

依頼先相場の目安特徴
制作ツールで自作月0〜5,000円程度費用は最小限。自由度・拡張性に制約
フリーランス15万〜50万円費用を抑えやすいが品質は個人スキル依存
小規模制作会社50万〜200万円分業体制でバランス良好
中規模制作会社100万〜400万円戦略・品質保証が手厚い
大手・広告代理店400万円〜大規模向け。小予算には不向き

会社組織になるほど営業・ディレクター・デザイナーなどの人件費が乗るため総額は上がりますが、その分、進行管理や品質保証は手厚くなります。
費用を抑えたい場合はホームページ制作費を安く抑える方法もあわせてご覧ください。

担当・髙橋

予算を伝えるときは「30万円で作れますか?」より、「この目的を達成するにはいくら必要ですか?」と聞くのがおすすめです。
目的ベースで相談すると過不足のない提案が返ってきやすく、不要なページで膨らんだ見積もりを避けられます。

弊社でも、目的・予算に応じた料金プランをご用意しています。
「自社の規模だといくらが適正か」を知りたい方は、無料相談で目安だけ確認することもできます。

まとめ:コーポレートサイトは「規模 × 目的」で予算を決める

  • コーポレートサイトの費用相場は、小規模〜50万円・中規模50〜300万円・大規模300万円〜が目安。
  • 実発注データは中央値50万円・平均95.6万円。中小企業の現実的な落としどころは中央値の50万円前後。
  • 同じページ数でも費用を左右するのは①デザイン ②CMS ③多言語 ④採用などの追加領域の4要素。
  • 予算は相場の真ん中ではなく、目的とページ数から逆算して決める。採用強化なら採用サイトも検討を。

コーポレートサイトの費用に関するよくある質問

コーポレートサイトは最低いくらから作れますか?

制作ツールでの自作なら月数千円程度から、フリーランスや制作会社のテンプレート型でも十数万円程度から可能です。
ただし金額は目的・ページ数・デザインの作り込みで大きく変わります。

なぜ会社によって見積もりが数倍も違うのですか?

「体制(人件費)・対応範囲(原稿やSEO・保守を含むか)・作り方(テンプレかフルオーダーか)」の3点が違うためです。
安い見積もりは品質が高いのではなく、含まれる範囲が狭いだけのこともあります。
見積もりは総額と対応範囲をそろえて比較しましょう。

公開後の維持費はどのくらいかかりますか?

独自ドメイン年1,000〜6,000円、レンタルサーバー月500〜5,000円が基本で、SSLは無料が主流です。
保守・更新を外注する場合は月5,000〜20,000円が中心です。
詳しい内訳はホームページの維持費で解説しています。

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本記事の監修者
ホームページ制作担当の監修者・川人大展|ホームページ制作とSEO対策・Web集客の専門家

監修者|川人 大展

株式会社SORAQ|Webディレクター・SEOコンサルタント

ホームページ制作会社のWebディレクター・SEOコンサルタントとして、
中小企業のホームページ制作とSEO対策・Web集客の支援に従事。

「ホームページ制作担当」では、ホームページ制作やSEO対策、Web集客に関する記事を専門的な観点から監修し、最新の検索エンジン動向とWebマーケティングの実務を踏まえた、正確で信頼できる情報発信を支えています。

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