ノーコードでホームページを作る|Wix・STUDIO・ペライチ比較【2026年版】

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「ホームページを作りたいけれど、プログラミングは分からない」「制作会社に頼むほどの予算はないけれど、それなりの見た目にはしたい」——そんな方に近年すっかり定着したのが、コードを書かずに作れるノーコードツールです。
マウス操作とテキスト入力だけで、誰でもそれらしいサイトが形になります。

とはいえ、いざ調べると Wix・STUDIO・ペライチ・BASE など名前がたくさん出てきて、「結局どれを使えばいいの?」と手が止まってしまう方は少なくありません。
弊社にも「無料と聞いて始めたら独自ドメインが使えなかった」「LP用に選んだツールでブログまで作ろうとして苦労した」というご相談が届きます。ノーコードは「簡単」ですが、「何にでも向く」わけではありません
ツールごとに得意分野がはっきり分かれているのです。

この記事では、代表的な4つのノーコードツールの料金・特徴・向き不向きを、できるだけフラットに整理します。
読み終えるころには、「自社の目的なら、まずこれを試せばいい」という当たりがつくはずです。

この記事でわかること
  • ノーコードとは何か、どんな人・目的に向くか
  • Wix・STUDIO・ペライチ・BASEの料金と特徴の違い(比較表つき)
  • ノーコードで作れる範囲と、頼んだほうが早い限界
  • 目的別「自社ならどれを選ぶか」の判断ステップ

本記事の執筆者
ホームページ制作担当の執筆者・高橋丈太郎|中小企業のホームページ制作とWeb集客を支援する代表取締役

執筆者|高橋 丈太郎

株式会社SORAQ|代表取締役

株式会社SORAQ代表取締役。「成果につながるホームページ制作」をテーマに、中小企業のホームページ制作とWeb集客を数多く支援してきました。

「ホームページ制作担当」では、制作現場で培った経験をもとに、中小企業の経営者・ご担当者がそのまま実践できるホームページ制作とWeb集客のノウハウを、わかりやすく執筆しています。
(詳しくは代表挨拶をご覧ください)

目次

ノーコードでホームページを作るとは?

ノーコードとは、HTMLなどのプログラミングをいっさい書かずに、画面上の操作だけでホームページを作る方法のことです。

専門知識がなくても、自分の手でサイトを公開できるのが最大の特徴です。

従来、ホームページを作るには HTML・CSS といった言語でコードを書くか、WordPress のようなCMSを設定する必要がありました。
ノーコードツールは、その作業を「文字を打つ・写真を置く・色を選ぶ」というパソコン作業に置き換えたサービスです。
あらかじめ用意されたテンプレート(ひな形)を選び、文章と画像を差し替えていくだけで、見栄えのするページが完成します。

担当・髙橋

ノーコードは「プラモデル」に似ています。
部品(テンプレートやパーツ)がそろっていて、説明書どおりに組めば誰でも完成させられる。
手軽で失敗しにくい反面、「ここの形だけ大きく変えたい」となると、素材から削り出す(=コードを書く)作業にはかないません。
手軽さと自由度は、ある程度トレードオフだと考えておくと選びやすくなります。

向いているのは、個人事業主や小規模事業者で、まずは自分の手で・低予算でサイトを持ちたい方です。
逆に、デザインや機能に強いこだわりがある、サイトを軸に本格的に集客したい、といった場合は、ノーコードだけで完結しないこともあります。
ホームページ全体の作り方の選択肢はホームページの作り方の全手順でも整理していますので、あわせてご覧ください。

なお、同じ「自分で作る」方式でも、より自由度の高い WordPress を使う方法はWordPressでホームページを作る手順で別途解説しています。
「ノーコードか、WordPressか」で迷う方はそちらも参考にしてください。

主要ノーコードツールの料金・特徴・向きは?

結論として、デザイン重視ならSTUDIO、手軽さ重視ならペライチ、多機能のオールインワンならWix、ネットショップ専用ならBASEが基本の住み分けです。

4つは似て見えて、得意分野がはっきり違います。

まず全体像を表で押さえましょう。
料金は2026年6月時点の各社公式情報に基づく目安です。
改定やキャンペーンで変わるため、契約時は必ず公式の最新料金をご確認ください。

ツール主な料金(目安)強み向いている用途
STUDIO無料〜/有料 月590円〜(年払い)デザイン自由度が高い・国産コーポレート・ポートフォリオ・LP
ペライチ有料 月1,628円〜(税込)手軽さ・予約/決済が一体LP・小規模サイト・予約/決済
Wix無料〜/有料 月$17〜(年払い・USD建て)機能の幅が広いオールインワンブログ・EC・予約まで広くカバー
BASE月0円〜(売れたときに手数料)ネットショップに特化物販・ネットショップ

<small>出典:各社公式料金ページ(STUDIO/ペライチ/Wix/BASE)2026年6月時点。
Wixの日本円表示は時期・為替で変動するためUSD建てを記載。
</small>

ここからは、4つそれぞれをもう少しくわしく見ていきます。

STUDIO(スタジオ)— デザイン自由度が高い国産ツール

STUDIOは、コードを書かずに細かいレイアウトまで作り込める、デザイン重視の国産ノーコードツールです。

「テンプレに縛られず、思いどおりの見た目にしたい」方に向きます。

料金は、無料(Free)プラン 月0円から始められます。
無料プランでもサイトの公開自体は可能ですが、画面にSTUDIO製のバナーが表示され、URLは「〜.studio.site」のサブドメインで、独自ドメインは使えません。
独自ドメインを使うには有料プランが必要です。

プラン料金(年払い・月額換算)公開ページ数の目安
Free0円公開可(サブドメイン・バナーあり)
Mini590円2ページ(LP向け)
Personal1,190円最大150ページ
Business3,980円最大300ページ

<small>出典:STUDIO公式料金ページ(2026年6月時点)。
2024年12月に現行プランへ改定。
年払いは月払い比「約20%お得」とされる。
月払い額や上位プランは公式で要確認。
</small>

ブログなどのCMS機能も備え、コーポレートサイトやポートフォリオ、LPに広く使えます。
一方でネットショップ(EC)機能は弱めなので、物販がメインなら後述のBASEやWixのほうが適しています。

ペライチ — とにかく手軽・予約や決済も一体で

ペライチは、テンプレートに文章を流し込むだけで素早くページが作れる、操作のやさしい国産ツールです。

パソコン作業に不慣れな方でも、その日のうちに公開までたどり着けます。

恒常的な無料プランは現在実質なく、1ヶ月間の無料お試しを経て有料プランで使うのが基本です。
お試し中は上位プラン相当の機能(独自ドメイン・決済・予約・フォームなど)まで使え、終了後に自動で有料へ切り替わらないので、安心して試せます。

プラン料金(税込・月額)ページ数
ライト1,628円3ページ
レギュラー3,278円5ページ
ビジネス4,378円20ページ
プロフェッショナル7,678円20ページ

<small>出典:ペライチ公式料金ページ(2026年6月時点)。
長期契約での割引あり。
独自ドメインはライトプラン以上で利用でき、外部(お名前.com等/年1,000〜3,000円程度が一般的な目安)で取得して接続する方式。
予約(事前決済)はビジネス以上で利用可。
</small>

予約(事前決済)やメルマガ、決済までひとつで完結できるのが強みです。LPや小規模ビジネスサイトを、予約・決済とまとめて持ちたい個人〜小規模事業者にとくに向きます。

担当・髙橋

「サロンや教室で、ページと予約フォームをまとめて持ちたい」というご相談には、まずペライチをおすすめすることが多いです。凝ったデザインより「迷わず予約まで進める導線」のほうが、小規模ビジネスでは成果に直結します
逆に「ブランドの世界観を細部まで作り込みたい」ならSTUDIO、と頭の中で振り分けています。

Wix(ウィックス)— 機能の幅が広いオールインワン

Wixは、ブログ・EC・予約まで1つでまかなえる、機能の幅が広い海外発のツールです。

「あれもこれも1つのサービスで完結させたい」方に向きます。

無料プラン 月0円がありますが、Wix広告が表示され、URLは「アカウント名.wixsite.com/サイト名」のサブドメインで独自ドメインは使えません。
有料プランは2025年に刷新され、グローバルでは Light/Core/Business/Business Elite の4段階です。

プラン料金(年払い・USD/月)目安
Light$17個人・小規模
Core$29EC入門・小規模ビジネス
Business$39本格的なビジネス
Business Elite$159大規模・容量無制限

<small>出典:Wix公式料金ページおよび第三者集計(2026年6月時点)。
月払いは年払いより割高(おおむね$24/$36/$46/$172)。
日本円表示は時期・プロモーションで変動が大きいため、正確な額は公式日本語ページ(ja.wix.com/plans)で要確認。
有料の年間プランは初年度のドメイン利用料が無料(2年目以降は更新費)。
</small>

テンプレートと拡張機能(App)が豊富で、1つのサービスで幅広くカバーできるのが魅力です。
ただし多機能ゆえにレイアウトの自由度はSTUDIOよりやや制約があり、できることが多いぶん最初は迷いやすい面もあります。

BASE(ベイス)— ネットショップに特化

BASEは、ホームページというより「ネットショップ専用」のツールで、ほかの3つとは比較の軸が異なります。

物販をするなら有力ですが、コーポレートサイトやLPの用途には向きません。

スタンダードプランは月額0円・初期費用0円で、売れたときに決済手数料3.6%+40円/件+サービス利用料3.0%/件がかかる仕組みです。
固定費を抑えてネットショップを始めたい方に向きます。
月商がおおむね50万円を超えると、月額制で手数料の低いグロースプラン(年払い 月額16,580円・決済手数料2.9%・サービス利用料0円)への切り替えが目安になります。

プラン月額決済手数料・利用料の目安
スタンダード0円3.6%+40円/件+サービス利用料3.0%/件
グロース16,580円(年払い)2.9%・サービス利用料0円

<small>出典:BASE公式(2026年6月時点)。
グロースは月払いだと月額19,980円。
ほかに振込手数料一律250円、事務手数料500円(振込申請2万円未満時)。
損益分岐は2024年の料金改定後で月商約50万円が目安。
独自ドメインは無料Appで設定可だが、サブドメイン(例 shop.example.com)のみ対応。
</small>

会社案内や採用ページなど、商品販売以外の用途を主にするなら、BASE単体ではなく上の3ツールや制作会社への依頼を検討しましょう。
物販を本格的に行うなら、ネットショップの作り方もあわせて読むと判断しやすくなります。

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ノーコードのメリットと限界は?

メリットは「安く・早く・自分で作れる」こと、限界は「自由度と本格的な拡張」にあります。

両面を知っておくと、あとで「こんなはずでは」を避けられます。

まずメリットから整理します。

  • 初期費用を大きく抑えられる:無料〜月数千円で始められ、制作会社に頼む(一般に小規模サイトでも十数万円〜数十万円ほど)より安く済みます。
  • 公開までが早い:テンプレートに流し込むだけで、早ければ数日で公開できます。
  • 自分で更新できる:文章や写真の差し替えを自社で完結でき、その都度の更新費がかかりません。
  • サーバー・SSLが込み:多くのツールでサーバーやSSL(暗号化)が料金に含まれ、技術的な設定が要りません。

自分で低予算サイトを作る費用感は個人事業主のホームページ費用でもくわしく扱っています。

一方で、限界もはっきりあります。

担当・髙橋

ノーコードで意外と見落とされるのが「サービスが土台」だという点です。
月額を止めるとサイトが見られなくなる、ツールが仕様変更すると作り直しが必要になる、独自ドメインで作っても引っ越し(移行)は簡単でない——こうした「自分の資産として完全には手元に残りにくい」性質があります。
長く本気で育てるサイトほど、この前提は確認しておきたいところです。

具体的な限界は次のとおりです。

  • デザイン・機能の自由度に上限がある:「この動きを足したい」が、ツールの範囲を超えるとできません。
  • 本格的なSEO・集客には設計力が要る:作れること=集客できること、ではありません。成果を出す設計は別の知識が必要です。
  • ページ数や規模が増えると割高・煩雑になりがち:大規模サイトはノーコードだと管理が重くなります。
  • 移行(引っ越し)がしにくい:別ツールやWordPressへ移すとき、作り直しになることが多いです。

「名刺代わり・小規模・自分で更新」ならノーコードで十分、「本格的な集客や独自機能」が要るなら制作会社や別の手段も検討する——この線引きが現実的です。
自分で作るか外注するかの判断軸は自作と外注、どちらがいいかで深掘りしています。

失敗しないノーコードツールの選び方は?

選び方の基本は、「目的」と「独自ドメインを使うか」の2点から逆算することです。

多機能さで選ぶより、用途に合わせて絞るほうが失敗しません。

次の順番で考えると、自社に合うツールが見えてきます。

  1. 何のためのサイトかを決める(会社案内/LP/予約・決済/ネットショップ)
  2. 独自ドメインを使うかを決める(使うなら基本は有料プラン)
  3. デザインへのこだわり度を確認する(こだわるならSTUDIO寄り)
  4. 無料お試しで実際に1ページ作ってみてから契約する

目的別のおすすめを表にまとめます。

やりたいことまず試したいツール
会社案内・ポートフォリオを作り込みたいSTUDIO
LP・小規模サイトを手早く作りたいペライチ
予約・決済・メルマガを一体で使いたいペライチ
ブログ・EC・予約を1つでまかないたいWix
ネットショップ(物販)をやりたいBASE(必要に応じてWix)

ポイントは、独自ドメインの可否を最初に確認することです。
STUDIO・ペライチ・Wixは有料プランで独自ドメインを使え、Wixは有料の年間プランなら初年度のドメイン利用料が無料になります。
BASEは無料Appで設定できますが「サブドメインのみ」対応という制約があります。
独自ドメインの考え方はホームページの維持費・ランニングコストでも触れています。

担当・髙橋

いちばん確実なのは、候補を1〜2個に絞って、無料お試しで実際に1ページ作ってみることです。
操作感は人によって合う・合わないがはっきり出ます。
それでも「自社の目的にどれが合うか判断がつかない」「将来は本格的に集客もしたい」という場合は、無理に独力で決めず、プロに方針だけ相談するのも手です。
ツール選び自体が目的化して、何週間も止まってしまうのがいちばんもったいないので。

弊社では、自分で作るか・プロに任せるかを含めて、目的と予算に合わせた料金プランをご用意しています。
「ノーコードで足りるのか、それとも頼んだほうがいいのか」を整理したい方は、無料相談で方針だけ確認することもできます。
制作会社に頼む場合の見極め方はホームページ制作会社の選び方もご参考ください。

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まとめ:ノーコードは「目的に合わせて選ぶ」が正解

  • ノーコードは、コードを書かずに操作だけでホームページを作る方法。個人事業主・小規模事業者の低予算スタートに向く。
  • ツールは得意分野が違う。デザイン=STUDIO/手軽さ・予約決済=ペライチ/多機能オールインワン=Wix/ネットショップ=BASE
  • メリットは安く・早く・自分で作れること。限界は自由度・本格的な集客・移行のしにくさにある。
  • 選び方は①目的 ②独自ドメインの可否 ③デザインのこだわり ④無料お試しの順で逆算する。
  • 料金・仕様は改定されやすいので、契約前に各社公式の最新情報を必ず確認する。

ノーコードのホームページに関するよくある質問

ノーコードのホームページは完全無料で運用できますか?

一部は可能ですが条件付きです。
STUDIOやWixの無料プランは公開自体はできますが、サービスのバナー・広告が表示され、URLもサブドメインになり、独自ドメインは使えません。
ペライチの無料は1ヶ月のお試しが中心、BASEは月額0円でも売れたときに手数料がかかります。
「名刺代わりに試す」なら無料でも始められますが、独自ドメインや広告非表示を求めるなら有料プランが基本だと考えてください。

ノーコードとWordPressはどちらがいいですか?

手軽さ重視ならノーコード、自由度や拡張性を重視するならWordPressが向きます。
ノーコードは設定がほぼ不要で早く公開できる反面、自由度や移行のしやすさに上限があります。
WordPressはサーバー契約などの手間はあるものの、デザインや機能を広く拡張でき、サイトを自分の資産として持ちやすいのが特徴です。
くわしくはWordPressでホームページを作る手順をご覧ください。

ノーコードで作れば集客できますか?

作ることと集客できることは別物です。
ノーコードはあくまで「ページを作る手段」で、検索で見つけてもらう・問い合わせにつなげるには、SEOや導線の設計といった別の工夫が必要になります。
まず自分で公開してみて、本格的に成果を出したい段階になったら、設計面はプロに相談するのが現実的です。
集客手法は変化が速いので、最新の状況は専門家にも確認することをおすすめします。

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本記事の監修者
ホームページ制作担当の監修者・川人大展|ホームページ制作とSEO対策・Web集客の専門家

監修者|川人 大展

株式会社SORAQ|Webディレクター・SEOコンサルタント

ホームページ制作会社のWebディレクター・SEOコンサルタントとして、
中小企業のホームページ制作とSEO対策・Web集客の支援に従事。

「ホームページ制作担当」では、ホームページ制作やSEO対策、Web集客に関する記事を専門的な観点から監修し、最新の検索エンジン動向とWebマーケティングの実務を踏まえた、正確で信頼できる情報発信を支えています。

参考:STUDIO公式(studio.design/ja/pricing)、ペライチ公式(peraichi.com/pages/pricing)、Wix公式(ja.wix.com/plans)および第三者集計、BASE公式(thebase.com/price / baseu.jp / help.thebase.in)。いずれも2026年6月時点。料金・仕様は改定されるため、契約前に各社公式の最新情報をご確認ください。

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