
「うちのホームページ、ChatGPTやGeminiに聞いたとき名前が出てくるのだろうか」——最近そんな不安を口にする経営者の方が増えています。
検索結果の上位に表示されることと、AIが回答の中であなたの会社を引用してくれることは、別物になりつつあるからです。
結論から言えば、有料ツールを導入しなくても、自社がAI検索で引用されているかは今すぐ手で確認できます。
やることはシンプルで、ChatGPT・Gemini・Perplexityに「お客様が打ちそうな質問」を入力し、回答に表示される参照元(ソース)に自社が載っているかを見るだけです。
この記事では、ツールを契約する前に最低限やっておきたい手動チェックの手順を、業種×地域を組み合わせた具体的なプロンプト例とともに紹介します。
各AIで参照欄がどこに出るのか、引用されていなかった場合に何を見直すべきかまで、専門知識がなくても進められるよう順を追って解説します。
- ChatGPT・Gemini・Perplexityそれぞれで参照元(ソース)を表示し、自社の掲載を確認する手順がわかる
- 業種と地域を掛け合わせた具体的なチェック用プロンプトの作り方が、コピーして使える形でわかる
- 引用とは別に、GA4でchatgpt.com等からの流入を確認する方法がわかる
- 引用されていなかったときに見直すべきポイントと、依頼先の選び方の基準がわかる

執筆者|高橋 丈太郎
株式会社SORAQ|代表取締役
株式会社SORAQ代表取締役。「成果につながるホームページ制作」をテーマに、中小企業のホームページ制作とWeb集客を数多く支援してきました。
「ホームページ制作担当」では、制作現場で培った経験をもとに、中小企業の経営者・ご担当者がそのまま実践できるホームページ制作とWeb集客のノウハウを、わかりやすく執筆しています。
(詳しくは代表挨拶をご覧ください)
そもそもAI検索の「引用」とは何で、なぜ確認が必要なのですか?
AI検索の引用とは、ChatGPTなどが回答を生成する際に根拠として参照し、回答内にリンクや出典として表示する元サイトのことです。
従来のGoogle検索では、ユーザーは検索結果のリンクを自分でクリックしてサイトを訪れていました。
一方、ChatGPTやGeminiは質問に対して文章で回答を返し、その根拠として参照したサイトを引用(citation)として示します。
つまり「上位表示」ではなく「回答の根拠として選ばれるか」が新しい勝負どころになっています。
この引用を狙う取り組みは、LLMO(大規模言語モデル最適化)、GEO(生成エンジン最適化)、AIO(AI最適化)などと呼ばれます。
呼び名は複数ありますが、目指すゴールは同じで「AIの回答に自社を引用させる」ことです。
確認が必要な理由は、引用されているかどうかで打つべき対策が変わるからです。
すでに引用されているなら現状維持と強化、まったく出てこないなら情報発信そのものの見直しが必要です。
現状を知らずに対策しても、効果が出ているのか判断できません。
引用は「検索順位」とは独立した指標です。
Google検索で上位でなくても、AIの回答に引用されているケースはあります。
まずは自社の現在地を、思い込みではなく実際の画面で確かめることが出発点になります。
AI検索対策の全体像を先に押さえたい方は、AI検索(LLMO/GEO/AIO)対策とは何かを解説した記事もあわせてご覧ください。

ChatGPTで自社が引用されているか確認する手順は?
ChatGPTは検索機能を使った回答で参照元を表示するため、回答下部や本文中のリンクに自社が載っているかを確認します。
ChatGPTは、ウェブ検索を伴う質問に対して回答を生成し、参照したサイトを本文中のリンクや「情報源」として示します。
手順は次のとおりです。
- ChatGPTを開き、ウェブ検索が有効な状態にする(検索アイコンや「ウェブを検索」の表示を確認する)
- お客様が実際に打ちそうな質問を、自社名を出さずに入力する
- 回答が表示されたら、本文中のリンクや回答末尾の参照元一覧を確認する
- 「もっと見る」や「情報源」を展開し、より多くの参照サイトもチェックする
- 自社サイトのドメインが含まれているか、何番目に出ているかを記録する
ポイントは、最初から自社名を入れて質問しないことです。
「(自社名)はどんな会社」と聞けば当然自社サイトが出ますが、それでは「指名されていない検索」で選ばれているかが分かりません。指名なしの質問で出てくるかどうかが本当の実力です。
- 1つの質問につき最低3回は試し、出方の傾向を見る
- ログイン状態・地域設定・有料無料プランで結果が変わることがある
- スクリーンショットを撮って日付とともに残すと、後で変化を比較できる
Perplexityで参照元を見る方法は?
Perplexityは回答内に番号付きの引用と「Sources(ソース)」欄を標準で表示するため、初めての方でも参照元を確認しやすいツールです。
Perplexityは、回答の文章中に学術論文のような番号付きの引用([1][2]など)を挿入し、回答の近くにソース欄(参照したサイトの一覧)を表示します。
各ソースにはサイト名・URL・ファビコン(サイトのアイコン)などが並びます。
確認手順はシンプルです。
- Perplexityに指名なしの質問を入力する
- 回答本文中の番号付き引用(上付きの数字)を確認する
- 回答近くのソース一覧を開き、掲載サイトをすべて見る
- 自社ドメインがあるか、何番目に置かれているかを記録する
Perplexityは事実確認を伴う質問に対して引用を標準で表示する設計のため、「どのサイトが根拠に使われたか」が見やすいのが特長です。
AI検索でどう引用されるかの感覚をつかむ最初の一歩として、まずPerplexityで試すのがおすすめです。
担当・髙橋担当の髙橋です。
Perplexityは番号と出典がセットで見えるので、初めて確認する方でも「ああ、こういう仕組みなんだ」と腹落ちしやすいツールです。
私自身、まずここで打って感覚をつかんでからChatGPTとGeminiに広げるようにしています。
Geminiやその参照表示はどう確認しますか?
Geminiおよびそれを使うGoogleのAI Overviews(AIによる概要)は、回答横や関連リンクとして参照先を表示するため、そこに自社が含まれるかを確認します。
GoogleのAI関連の回答(GeminiおよびGoogle検索のAI Overviews)は、回答に関連する参照元へのリンクを表示します。
AI Overviewsではソースがインラインのリンクや、リンクをまとめたパネルとして示されます。
手順は他のツールと同じく、指名なしの質問を入力し、表示された参照リンクに自社サイトが含まれるかを確認します。
Google検索でAI Overviewsが出る場合は、その概要内のリンクや並んで表示される参照サイトもチェック対象です。
なお、GoogleがAI Overviewsの基盤モデルを更新した際に、それまで引用されていたドメインの一部が引用されなくなる動きも報告されています(各種SEO事業者の検証・2026年時点)。
一度引用されたから安心ではなく、定期的に確認することが大切です。
GoogleのAI回答は、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)や構造化データの整備、情報の新しさ、テーマの深さなどを総合的に見て参照元を選ぶとされています。
確認と同時に「自社サイトは誰が書いた何の情報か」が明確かを見直すと、対策につながります。
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業種×地域でどんなプロンプトを使えば確認できますか?
「業種+地域+お客様の悩み」を組み合わせ、自社名を出さない質問文にすることで、実際の見込み客に近い条件で引用状況を確認できます。
手動チェックの精度は、質問文(プロンプト)の作り方で決まります。
お客様が実際に打ちそうな言葉に寄せるほど、結果は実態に近づきます。
基本の型は「地域 × 業種 × 目的・悩み」です。
コピーして使えるプロンプト例
| 想定シーン | プロンプト例 |
|---|---|
| 地域+業種で探す | 「大阪市で実績のあるホームページ制作会社を教えて」 |
| 悩み起点で探す | 「個人事業主向けに費用を抑えて作れるホームページ制作の依頼先は?」 |
| 比較検討 | 「中小企業がホームページ制作を頼むときの選び方を教えて」 |
| 業種特化 | 「飲食店のホームページ制作が得意な会社を紹介して」 |
自社の業種・地域に置き換えて使ってください。
例えば工務店なら「(地域名)で評判の良い工務店」、士業なら「(地域名)で相談しやすい税理士事務所」のように、お客様の言葉で組み立てます。
チェックを記録する際は、次のような簡単な表を作ると変化が追えます。
| プロンプト | ChatGPT | Gemini | Perplexity |
|---|---|---|---|
| 大阪市 ホームページ制作 | 掲載なし | 掲載なし | 3番目に掲載 |
| 個人事業主 ホームページ 費用 | 掲載なし | 掲載なし | 掲載なし |
3つのツールで5〜10個のプロンプトを試し、何回中何回出たかを見れば、おおよその引用率が把握できます。
ツールを使わずにアクセス解析で確認する方法はありますか?
Google アナリティクス4(GA4)で参照元を確認すれば、AIからの実際の流入があるかを無料で把握できます。
引用されているかとあわせて見たいのが、AIから実際にサイトへ人が来ているかです。
GA4(無料のアクセス解析ツール)で確認できます。
ChatGPTは検索回答の引用リンクにutm_source=chatgpt.comというパラメータを付与しており(検索機能登場時から付与、2025年6月にはMore欄など対象リンクが拡大)、GA4ではChatGPTからの流入が「chatgpt.com / referral(参照)」として表示されます。
GA4はChatGPTを検索エンジンではなく参照元サイトとして扱うため、オーガニック検索ではなく参照(リファラル)に分類される点が特徴です。
確認手順は次のとおりです。
- GA4の「集客」レポートを開く
- 「参照元 / メディア」や「セッションの参照元」を表示する
- chatgpt.com、perplexity.ai、gemini.google.com などのドメインを探す
ただし注意点があります。
ChatGPTのモバイルアプリ経由や、参照元情報が外れるケース、UTM付与より前の引用などは「Direct(直接)」に混ざってしまい、参照として見えないことがあります。
そのためGA4の参照数は「最低ライン」と捉え、実際のAI経由の影響はそれより大きい可能性があると考えておくのが現実的です。
参考:ChatGPTのutm_source付与は検索機能の登場時から検索回答の引用リンクに行われており、2025年6月にはMore(もっと見る)欄などへ対象が拡大されたと報告されています(各種解析事業者の検証・2026年時点)。なお、付与されるのは検索回答に伴うリンクが中心で、会話中のリンクすべてに付くわけではありません。
アクセス解析やSEOの基礎をあわせて整理したい方は、ホームページのSEO対策の基礎知識をまとめた記事も参考になります。
予算・リスクに合わせた依頼先の選び方
ここまでの手動チェックで「ほとんど引用されていない」と分かった場合、情報発信や制作の体制そのものを見直す段階かもしれません。
自社だけで進めるのが難しいときは、外部に依頼する選択肢もあります。
読み飛ばしていただいて構いませんが、弊社のプランを一例として紹介します。
弊社が制作・支援したサイトの中には、地域名と業種を組み合わせた質問でAI検索の参照元に表示される事例も出てきています(当社調べ・2026年時点)。
具体的な制作実績は制作実績ページでご確認いただけます。
| プラン | 向いている方 |
|---|---|
| ベーシック | まずは費用を抑えて土台を整えたい方 |
| スタンダード | 集客やAI検索対策まで含めて任せたい方 |
| ハイグレード | デザイン・機能ともに本格的に作り込みたい方 |
| 成果報酬型 | 初期費用のリスクを抑えたい方 |
どのプランが合うか分からない場合も、現状の引用チェック結果を持ってお問い合わせいただければ、状況に応じた進め方をご提案します。
まとめ:AI検索の引用はツールなしでも今すぐ確認できる
- AI検索の引用とは、ChatGPT等が回答の根拠として参照し表示する元サイトのことで、検索順位とは別の指標である
- ChatGPT・Gemini・Perplexityに指名なしの質問を入力し、参照元欄に自社が載るかを確認する。特にPerplexityは番号付き引用とソース欄が標準で見やすい
- プロンプトは「地域×業種×悩み」で組み立て、5〜10個を各ツールで3回以上試して引用率を把握する
- GA4の参照元レポートでchatgpt.comなどからの流入を無料で確認できるが、Direct混在のため数値は最低ラインと捉える
- 引用がほとんどない場合は情報発信や制作体制の見直しを検討し、難しければ外部依頼も選択肢になる
AI検索の引用確認に関するよくある質問
- 自社名で検索して出てくれば引用されていると言えますか?
-
いいえ。
自社名を含む質問では出て当然です。
指名なしの「業種×地域」の質問で参照元に載るかが、引用されているかを見るうえでの指標になります。 - AI検索の引用と検索順位は同じものですか?
-
別物です。
Google検索で上位でなくてもAIの回答に引用される例はあり、逆もあります。
両方を分けて確認するのが正確です。 - 同じ質問なのに毎回結果が変わるのはなぜですか?
-
AIの回答は生成のたびに変動するためです。
1つの質問につき3回以上試し、何回出たかという傾向で判断するのが現実的です。 - 無料でできる確認方法だけで十分ですか?
-
現状把握には手動チェックとGA4で十分始められます。
多数のプロンプトを継続的に追う段階になれば、有料の監視ツールを検討する価値があります。
無料相談受付中
その問い合わせ、もっと増やせます。
こんなお悩み、ありませんか?
- 問い合わせや集客につながらなくて…
- 何から手をつければいいか分からない…
- 費用相場や自社に合うプランが知りたい…
「作って終わり」にしない。ホームページ制作担当が企画から運用までまるごとサポートします。
ご相談・お見積りは何度でも無料/無理な営業は一切しません
フォームは1分で送信完了。最短当日にご返信します。


監修者|川人 大展
株式会社SORAQ|Webディレクター・SEOコンサルタント
ホームページ制作会社のWebディレクター・SEOコンサルタントとして、
中小企業のホームページ制作とSEO対策・Web集客の支援に従事。
「ホームページ制作担当」では、ホームページ制作やSEO対策、Web集客に関する記事を専門的な観点から監修し、最新の検索エンジン動向とWebマーケティングの実務を踏まえた、正確で信頼できる情報発信を支えています。
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