Googleビジネスプロフィール ガイドライン違反一覧

Googleビジネスプロフィール ガイドライン違反一覧の解説イメージ

「店名にエリア名やサービス名を入れたほうが検索で見つけてもらいやすいのでは」「他店がやっているから、うちも口コミをお願いして増やそう」——こうした"良かれと思った運用"の多くが、実はGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)のガイドライン違反にあたります。
違反が見つかると、検索やマップでの表示制限、場合によってはプロフィールの停止・無効化につながります。

この記事では、Google公式ヘルプに基づいて、ビジネスプロフィールでやりがちなガイドライン違反を「ビジネス名」「住所・拠点」「カテゴリ」「クチコミ」「コンテンツ全般」の5領域に分けて全体像で整理します。
結論を先に言うと、違反のほとんどは「実態を正確に表す」というたった1つの原則から外れたときに起こります。

店名へのキーワード詰め込みのような典型例から、見落としがちな住所・営業時間の扱い、停止された場合の復旧手順まで、これを読めば自店のプロフィールが安全に運用できているか自己点検できるようになります。

この記事でわかること
  • Googleビジネスプロフィールの違反は「ビジネス名」「住所」「カテゴリ」「クチコミ」「コンテンツ」の5領域に集約される
  • 店名へのキーワードや地名の詰め込みはGoogle公式が明確に禁止する代表的な違反である
  • 報酬や自作自演によるクチコミ操作は違反で、停止やアカウント無効化の対象になる
  • 違反で停止された場合は原因を解消し、異議申し立て(復旧申請)ツールで復旧を申請する流れになる

本記事の執筆者
ホームページ制作担当の執筆者・高橋丈太郎|中小企業のホームページ制作とWeb集客を支援する代表取締役

執筆者|高橋 丈太郎

株式会社SORAQ|代表取締役

株式会社SORAQ代表取締役。「成果につながるホームページ制作」をテーマに、中小企業のホームページ制作とWeb集客を数多く支援してきました。

「ホームページ制作担当」では、制作現場で培った経験をもとに、中小企業の経営者・ご担当者がそのまま実践できるホームページ制作とWeb集客のノウハウを、わかりやすく執筆しています。
(詳しくは代表挨拶をご覧ください)

目次

Googleビジネスプロフィールのガイドライン違反とは何ですか?

ガイドライン違反とは、プロフィールの情報が実際のビジネスを正確に表していない、またはGoogleのポリシーに反する状態を指します。

Googleビジネスプロフィールに登録・編集するすべての情報(ビジネス名、住所、カテゴリ、写真、クチコミなど)は、Googleの「ビジネス情報のガイドライン」と各種ポリシーに準拠している必要があります。
Google公式は、追加するコンテンツは「該当のビジネス拠点を的確に表現し、ポリシーとガイドラインに準拠したものである必要がある」としています。

違反が認められると、Googleは状況に応じて段階的に措置を取ります。
一般的には、コンテンツの非表示(不承認)→プロフィールの表示制限→停止・無効化という流れになりやすいとされています。
停止されると検索結果やGoogleマップに表示されなくなり、来店や問い合わせの機会を失います。

つまりガイドラインは「ペナルティを避けるための制約」であると同時に、「ユーザーに正しい情報を届け、信頼を得るためのルール」でもあります。
次の章から、領域別に具体的な違反例を見ていきます。

参考:Google に掲載するビジネス情報のガイドライン(Google ビジネス プロフィール ヘルプ)

Googleビジネスプロフィール ガイドライン違反一覧のイメージ写真

ビジネス名(店名)でやりがちなガイドライン違反は何ですか?

ビジネス名は実店舗の看板やウェブサイトで使う正式名称のみとし、キーワードや地名、装飾を加えると違反になります。

最も多く、ペナルティにつながりやすいのが「ビジネス名」の違反です。
Googleは、ビジネス名は実在の正式名称(看板・ウェブサイト・取引書類で一貫して使われ、顧客に認知されている名称)に限ると定めています。
検索順位を上げる目的で店名に余計な語句を足す行為はキーワードの詰め込み(キーワードスタッフィング)と呼ばれ、明確な違反です。

ビジネス名に入れてはいけないもの一覧

Google公式ヘルプで禁止されている要素を整理すると次のとおりです。

入れてはいけない要素NG例
地名・エリア・駅名「新宿駅前のABCクリニック」
サービス・商品キーワード「ABC美容室 カット・カラー・縮毛矯正」
宣伝文句(タグライン)「地域No.1の格安整体ABC」
営業時間・電話番号・URL「ABCカフェ 24時間営業」
特殊文字・記号「ABC Café ☕」「$$$ ABC」
すべて大文字(正式名称を除く)正式が「Subway」なのに「SUBWAY」
商標マーク・無関係な法的略称「ABC®」「ABC LLC」
店舗コード・出店先名「ABC ◯◯ショッピングセンター内」「ABC - 2872」

正式名称の一部として実際に看板に出ている場合(例:「Subway」がブランド表記の場合)は問題ありませんが、検索対策のために後付けした語句は削除しましょう。

注意
  • 「地域名+サービス名」を店名に足すのは即効性があるように見えますが、競合や利用者から通報されやすく、停止リスクが高い行為です
  • 店名の大幅な変更はGoogleに「不実表示」とみなされ、再審査の対象になることがあります

住所・拠点に関するガイドライン違反にはどんなものがありますか?

実際に顧客対応を行う拠点の正確な住所が必要で、私書箱やバーチャルオフィスでの登録は違反です。

住所はGoogleマップ上の位置と直結するため、虚偽や不正確な登録は重大な違反になります。
Google公式は次のようなケースを禁止しています。

  • 遠隔地の私書箱や、郵送先のみのバーチャルオフィスでの登録
  • 看板も常駐スタッフもなく、営業時間中に来客対応もしないコワーキングスペースでの登録
  • 「住所」欄に住所以外の情報(URLやキーワード)を入れる
  • 1つの拠点について複数のプロフィールを作成する(重複リスティング)

訪問型サービス(出張専門の修理業など)で店舗を持たない場合は、住所を非表示にして「サービス提供地域」を設定するのが正しい運用です。
実態のない住所を登録すると、停止後の復旧時に事業実態を証明する書類(登記簿・公共料金請求書など)の提出を求められることがあります。

担当・髙橋

担当・髙橋です。
移転したのに旧住所のまま放置している、というのも実は不正確情報にあたります。
引っ越しや屋号変更があったら、その都度プロフィールを更新する習慣をつけておくと安心です。

カテゴリや営業時間の設定で違反になるケースはありますか?

カテゴリは「事業が何であるか」を表す必要があり、キーワード目的の不適切な選択や虚偽の営業時間は違反です。

カテゴリ選びにも明確なルールがあります。
Googleは「事業に何が含まれるか(has)」ではなく「事業が何であるか(is)」を基準に選ぶよう求めています。
たとえばプール付きのモーテルなら「モーテル」を選ぶのが正しく、「プール」のように施設の一部を表すカテゴリや、集客を狙って関係の薄い近隣業種のカテゴリを選ぶのは違反です。

また、施設の性質によっては営業時間を記載してはいけないものがあります。
Google公式が挙げる例は次のとおりです。

  • ホテル・モーテルなどの宿泊施設
  • 学校・大学
  • 映画館
  • 輸送サービス・空港
  • イベント会場・景勝地

通常の店舗で営業時間を偽る(実際は短いのに長く見せるなど)のも不正確情報として問題になります。
なお、Googleビジネスプロフィールそのものの全体像や活用法は、MEOの総論記事MEO対策とは何かを基礎から解説で先に押さえておくと、ガイドラインの意図が理解しやすくなります。

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クチコミの依頼・収集でやってはいけないことは何ですか?

報酬と引き換えのクチコミ依頼、自作自演、競合の評価操作はいずれも違反で、停止の対象になります。

クチコミ(レビュー)はMEOで重要ですが、集め方を誤ると一発で違反になります。
Googleが禁止しているのは、利用者の実際の体験に基づかない、操作されたクチコミです。
具体的には次の行為が該当します。

  • 従業員・関係者によるサクラレビューの投稿(自作自演)
  • 割引や特典と引き換えにクチコミを依頼する行為
  • 低評価になりそうな客には投稿させないよう仕向ける(レビューゲーティング)
  • 自社の評価を上げる、または競合の評価を下げる目的の操作
  • 第三者からまとめてクチコミを購入する行為

正しいのは、すべての来店客に分け隔てなく「よければ感想をお寄せください」とお願いする運用です。見返りを条件にしない点がポイントになります。
これらは「虚偽のエンゲージメントに関するポリシー」違反として、プロフィールの制限やアカウント停止につながります。

ポイント

クチコミは「数」よりも「実体験に基づく自然な投稿の積み重ね」が評価されます。
来店時の声かけやレシート・カードでの案内など、依頼の"きっかけ作り"に注力するのが安全で効果的です。

参考:Google ビジネス プロフィールのポリシーの概要(Google ビジネス プロフィール ヘルプ)

写真・投稿などコンテンツ全般で注意すべき違反は何ですか?

写真・投稿はビジネスと関連し、過度な宣伝やリンク、無関係・低品質なコンテンツは禁止されます。

ビジネス名・住所・クチコミ以外のコンテンツにもガイドラインがあります。
Google公式が禁止している主な内容は次のとおりです。

  • 個人情報・機密情報を含むコンテンツ
  • ビジネスと無関係なコンテンツ、低品質・閲覧を妨げるコンテンツ
  • 「すべて50%引き」のような特売・価格に偏った過度なプロモーション
  • 説明文へのリンク掲載(あらゆる種類のリンクが不可)
  • 禁止・制限されているコンテンツ(他者の権利を侵害するものなど)

写真は実際の店舗・商品・サービスを正確に写したものを使い、他社サイトからの転載や加工しすぎた画像は避けます。
地道に見えますが、こうした基本の積み重ねが、利用者にもGoogleにも信頼されるプロフィールを作ります。

なお、ビジネスプロフィールはローカル検索全体の一部です。
自社サイト側の最適化とあわせた考え方はローカルSEOの基本と進め方で解説しています。

予算・リスクに合わせた依頼先の選び方

ここまで読んで「自店で全部チェックして運用するのは大変そう」と感じた方もいるかもしれません。
ガイドラインに沿った運用は、サイト制作とローカル集客をセットで設計すると無理なく続けられます。
弊社では、目的と予算に応じて次のプランをご用意しています(この章は読み飛ばしていただいて構いません)。

  • ベーシック:まず正しい形でホームページとプロフィールの土台を整えたい方向け
  • スタンダード:集客導線やコンテンツまで含めて整えたい方向け
  • ハイグレード:デザイン・機能を作り込みたい方向け
  • 成果報酬型:初期費用を抑え、成果に応じて支払いたい方向け

弊社が制作・支援した店舗・サービス系サイトでも、まず正式名称・正確な住所・適切なカテゴリを整えるだけで土台が安定するケースが多くあります(当社調べ/2026年時点)。
制作実績は制作実績一覧をご覧ください。
判断に迷う場合は無料相談・お問い合わせからお気軽にご連絡ください。

違反でプロフィールが停止されたらどう復旧しますか?

停止された場合は、まず違反の原因を完全に解消し、その上で異議申し立て(復旧申請)ツールから復旧を申請します。

万一プロフィールが停止・無効化された場合の復旧は、おおむね次の手順で進めます。

  1. 停止の通知や心当たりから、違反箇所(店名のキーワード、不正確な住所など)を特定する
  2. 該当箇所をガイドラインに沿って正しい状態に修正する
  3. Googleの異議申し立て(復旧申請)ツールから対象プロフィールを選んで申請する
  4. 求められた場合は、事業実態を示す証拠書類(登記簿、納税証明、事業用の公共料金請求書、看板の写真など)を提出する
  5. Googleの審査結果を待つ

ここで重要なのは、原因を直さずに申請だけしても通りにくいという点です。
先に違反を解消するのが大前提になります。
一度停止を経験すると復旧に時間がかかることがあるため、そもそも違反しない運用がもっとも確実です。

参考:Google に掲載するビジネス情報のガイドライン(Google ビジネス プロフィール ヘルプ)

まとめ:Googleビジネスプロフィールの違反を防ぐ要点

  • 違反のほとんどは「実態を正確に表す」原則から外れたときに起こり、領域は店名・住所・カテゴリ・クチコミ・コンテンツの5つに集約される
  • ビジネス名は正式名称のみとし、地名・サービス名・宣伝文句・特殊文字の追加は禁止されている
  • 住所は実在の対応拠点に限り、私書箱・バーチャルオフィス・重複登録は違反になる
  • 報酬や自作自演によるクチコミ操作は重い違反で、停止やアカウント無効化につながる
  • 停止された場合は原因を解消してから異議申し立てを行い、必要に応じて事業実態の証拠書類を提出する

Googleビジネスプロフィールのガイドライン違反に関するよくある質問

店名にエリア名を入れるのは必ず違反になりますか?

看板やウェブサイトの正式名称にエリア名が含まれていれば問題ありませんが、検索対策で後付けした地名は違反になります。

ガイドライン違反をするとすぐに停止されますか?

必ずしも即停止ではなく、コンテンツの非表示や表示制限から始まることが多いですが、重い違反や繰り返しは停止・無効化の対象になります。

クチコミを増やすために特典を渡すのはなぜダメなのですか?

見返りを条件にしたクチコミは利用者の実体験を歪めるとされ、Googleの虚偽のエンゲージメント関連ポリシー違反にあたるためです。

競合がガイドライン違反をしている場合はどうすればいいですか?

Googleの修正提案フォームや違反報告の仕組みから通報できます。
自店は正しい運用を維持し、客観的な事実に基づいて報告しましょう。

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本記事の監修者
ホームページ制作担当の監修者・川人大展|ホームページ制作とSEO対策・Web集客の専門家

監修者|川人 大展

株式会社SORAQ|Webディレクター・SEOコンサルタント

ホームページ制作会社のWebディレクター・SEOコンサルタントとして、
中小企業のホームページ制作とSEO対策・Web集客の支援に従事。

「ホームページ制作担当」では、ホームページ制作やSEO対策、Web集客に関する記事を専門的な観点から監修し、最新の検索エンジン動向とWebマーケティングの実務を踏まえた、正確で信頼できる情報発信を支えています。

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