
「ホームページは作って終わり」ではありません。
お知らせの追加、ブログの投稿、写真や文章の差し替え——こうした日々の更新を自分たちで(内製で)できるかどうかで、サイトの鮮度も、かかる費用も大きく変わってきます。
結論からお伝えすると、WordPressなどのCMSで作られたサイトなら、専門知識がなくても自分で更新できます。
Wordや管理画面の操作に近い感覚で、お知らせを足したり文章を直したりが可能です。
逆に、CMSを使わずに作られた「HTML直書き」のサイトは、ファイルを書き換える必要があり、自分での更新はぐっと難しくなります。
本記事では、弊社がお客様にお伝えしている「自分で更新できる範囲」「具体的な手順とコツ」、そして内製化でつまずきやすい品質・SEO・セキュリティ・バックアップの注意点まで、検討中の方にもわかるようにやさしく解説します。
- WordPressなどCMSで作られたサイトなら、専門知識がなくても自分で更新できる。
- 自分でできるのはお知らせ・ブログ・写真や文章の差し替えで、デザイン改修や機能追加は専門家向き。
- 更新は「下書き→プレビュー→公開」の3ステップが基本で、画像は容量を軽くしてから載せる。
- 内製化で注意すべきは品質・SEO・セキュリティ・バックアップの4点で、保守だけは外注も検討する。

執筆者|高橋 丈太郎
株式会社SORAQ|代表取締役
株式会社SORAQ代表取締役。「成果につながるホームページ制作」をテーマに、中小企業のホームページ制作とWeb集客を数多く支援してきました。
「ホームページ制作担当」では、制作現場で培った経験をもとに、中小企業の経営者・ご担当者がそのまま実践できるホームページ制作とWeb集客のノウハウを、わかりやすく執筆しています。
(詳しくは代表挨拶をご覧ください)
ホームページは自分で更新できる?
<!-- wp:paragraph {"fontSize":"l"} -->
<span class="swl-marker mark_orange"><strong>CMSで作られたサイトなら、<br>専門知識がなくても自分で更新できます。
<br>HTML直書きのサイトは難しめです。
</strong></span>
<!-- /wp:paragraph -->
ポイントは、そのサイトがCMS(コンテンツ管理システム)で作られているかどうかです。
CMSとは、専門知識がなくても記事や情報を管理画面から更新できる仕組みのこと。
代表格がWordPress(ワードプレス)で、世界のサイトの約4割で使われています。
CMSの管理画面は、Wordで文章を書く感覚に近いつくりになっています。
「新規追加」ボタンを押し、タイトルと本文を入れて「公開」を押す——基本はこれだけです。
だから、お知らせの追加やブログ投稿、文章の差し替えくらいなら、パソコンが特別得意でない方でも十分に対応できます。
一方で、CMSを使わずHTMLファイルを直接書いて作られたサイトは、更新のたびにファイルを編集してサーバーにアップロードする必要があります。
これは専門知識が要るため、自分での更新には向きません。
「うちのサイトはどっち?」がわからないときは、制作会社に「CMSで作られていますか?
管理画面はありますか?」と一度確認してみてください。
| 作り方 | 自分で更新 | 向いている人 |
|---|---|---|
| WordPressなどのCMS | <span class="swl-marker mark_yellow"><strong>できる(管理画面から)</strong></span> | 自社で更新したい人 |
| ノーコードツール(Wix等) | できる(ドラッグ操作中心) | 小規模・手軽に始めたい人 |
| HTML直書き(CMSなし) | 難しい(ファイル編集が必要) | 更新を外注する前提の人 |
担当・髙橋「自分で更新したいです」とご相談いただいたら、弊社はまずWordPressをおすすめします。
理由はシンプルで、操作を覚える人がいちばん多く、困ったときの情報がネット上に山ほどあるからです。
自分で更新する前提なら、CMSで作っておくことが何よりの近道になります。
これから作る方で「公開後は自分で更新したい」なら、最初の段階でCMSを選んでおくのが大切です。
CMSの代表であるWordPressの基礎はWordPressでホームページを作る方法でも解説しています。
自分で更新できることは何?
<!-- wp:paragraph {"fontSize":"l"} -->
<span class="swl-marker mark_orange"><strong>お知らせ・ブログ・写真や<br>文章の差し替えは自分でできます。
<br>デザイン改修や機能追加は専門家向きです。
</strong></span>
<!-- /wp:paragraph -->
自分でできる更新と、専門家に任せたほうがよい作業には、はっきりした線引きがあります。
ざっくり言えば、「中身(コンテンツ)の更新」は自分で、「土台(デザイン・仕組み)の変更」は専門家へ、という分け方です。
| 自分でできる(コンテンツ更新) | 専門家に任せたい(土台の変更) |
|---|---|
| お知らせ・新着情報の追加 | サイト全体のデザイン変更 |
| ブログ・コラムの投稿 | 新しいページ構成・レイアウト |
| 写真・画像の差し替え | 予約・カート等の機能追加 |
| 文章(料金・営業時間等)の修正 | CMS・プラグインの大幅改修 |
| スタッフ紹介・実績の追加 | サーバー移転・独自開発 |
お知らせ・新着情報の追加
最も頻度が高く、最も簡単なのがお知らせの更新です。 「年末年始の休業」「新サービス開始」「価格改定」など、お客様に伝えたいことをその都度足していきます。
お知らせがこまめに更新されているサイトは、それだけで「ちゃんと営業している会社だ」という安心感につながります。
逆に最新のお知らせが2年前で止まっていると、「この会社、まだやってる?」と不安にさせてしまいます。
月1回でも構わないので、動いている形跡を残すことが大切です。
ブログ・コラムの投稿
ブログは集客にも効く更新です。 お客様が検索しそうな疑問(よくある質問、季節の話題、施工事例など)に答える記事を積み重ねると、検索からの流入が育ちます。
操作はお知らせとほぼ同じ。
違うのは「読者の役に立つ内容を書く」という中身の部分です。
最初から完璧をめざさず、まずは月1〜2本から始めるのが続けるコツです。
写真・文章の差し替え
料金・営業時間・スタッフ紹介といった「変わる情報」は、自分で直せると便利です。 価格を改定したのにサイトが古いまま、という事故を防げます。
写真の差し替えも管理画面から可能です。
ただし、スマホで撮った写真はファイルサイズが大きく、そのまま載せると表示が重くなります。載せる前に容量を軽くするのがポイント(手順は次章で解説します)。



「どこまで自分でやるか」は、無理に全部を抱え込まないのがコツです。
お知らせと文章直しは自分で、デザインの大改修や新機能は専門家へ。線引きを最初に決めておくと、「これは触っていいの?」と毎回迷わずに済みます。
自分で更新する手順とコツは?
<!-- wp:paragraph {"fontSize":"l"} -->
<span class="swl-marker mark_orange"><strong>基本は「下書き→プレビュー→公開」<br>の3ステップ。
<br>画像は軽くしてから載せます。
</strong></span>
<!-- /wp:paragraph -->
WordPressを例に、お知らせやブログを1本公開するまでの基本の流れを見ていきましょう。
難しく見えても、慣れれば5〜10分で終わる作業です。
- 管理画面にログイン(例:
サイトURL/wp-admin/にIDとパスワードを入力) - 「投稿」→「新規追加」を開く
- タイトルと本文を入力する(Wordに書く感覚でOK)
- 必要なら写真を挿入(あらかじめ容量を軽くしておく)
- 「プレビュー」で表示を確認(スマホ表示もチェック)
- 問題なければ「公開」ボタンを押す
この「下書き→プレビュー→公開」の流れを守るだけで、見切り発車の公開ミスをかなり防げます。
とくにプレビュー確認は必ず挟んでください。
パソコンで整って見えても、スマホで崩れていることはよくあります。
写真は「軽くしてから」載せる
スマホやデジカメの写真はそのまま載せず、サイズと容量を小さくしてから使います。 撮ったままの画像は1枚で数MBあり、そのまま載せるとページの表示が遅くなって、訪問者が離れる原因になります。
目安は横幅1200〜2000ピクセル、ファイルサイズは1枚あたり数百KB以下。
無料の画像圧縮ツールやスマホアプリで簡単に小さくできます。
「重い写真をたくさん」より「軽い写真を適量」が、見る人にも検索エンジンにも優しい更新です。
更新は「ためずに、こまめに」
まとめて月末に一気に、よりも、思い立ったときに少しずつのほうが続きます。 お知らせ1本、写真1枚でも、更新の習慣が途切れないことが大切です。
更新が止まるいちばんの原因は「やり方を忘れること」です。
最初に制作会社から操作を教わったら、自社用の簡単な手順メモを作っておくと、担当者が代わっても引き継げます。



ホームページの更新は「お店の掃除」に似ています。
毎日ちょっとずつ拭いていれば苦になりませんが、半年放っておくと大掃除が必要になり、誰もやりたがらなくなります。小さく、こまめにが、結局いちばんラクなんです。


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内製化で注意することは?
<!-- wp:paragraph {"fontSize":"l"} -->
<span class="swl-marker mark_orange"><strong>品質・SEO・セキュリティ・<br>バックアップの4点に注意。
<br>保守は外注も検討するのが安全です。
</strong></span>
<!-- /wp:paragraph -->
自分で更新できるのは大きなメリットですが、「全部を自社だけで抱える」と落とし穴もあります。
とくに次の4点は、知らずに進めると後で響くポイントです。
<!-- wp:list {"className":"is-style-check_list"} -->
- 品質:誤字・表記ゆれ・崩れたレイアウトのまま公開しない
- SEO:タイトルや見出しを意識し、検索で見つかる更新にする
- セキュリティ:CMSやプラグインを最新に保ち、乗っ取りを防ぐ
- バックアップ:壊れたときに戻せるよう、定期的に控えを取る
<!-- /wp:list -->
品質:公開前のひと手間で印象が決まる
自社更新でいちばん起きやすいのが、誤字や表示崩れのまま公開してしまう事故です。 プロのチェックが入らないぶん、公開前の確認は自分たちで丁寧に行う必要があります。
公開前に「誤字はないか」「スマホで崩れていないか」「リンクは正しく飛ぶか」を確認するクセをつけましょう。
可能なら書いた人とは別の人がもう一度見ると、ミスがぐっと減ります。
SEO:書き方しだいで「見つかるか」が変わる
ただ更新するだけでなく、検索で見つかる書き方を少し意識すると効果が変わります。 タイトルにお客様が検索しそうな言葉を入れる、見出しで内容を整理する——この程度でも十分な一歩です。
ここを深く突き詰めると専門領域になりますが、自社更新の段階では「読む人にわかりやすく書く」を守れば大きく外しません。
検索からの集客をもう一歩進めたいときはホームページSEOの基本もあわせてご覧ください。
セキュリティ:更新の放置が乗っ取りを招く
WordPressなどのCMSは、本体やプラグインを最新に保たないと、セキュリティの穴を突かれる危険があります。 古いまま放置されたサイトは、改ざんや迷惑メールの踏み台にされることがあります。
管理画面に「更新があります」と出たら、こまめに適用するのが基本です。
ただし、更新でまれに表示が崩れることもあるため、更新の前にはバックアップを取るのが鉄則です。
この「更新を当て続ける」作業こそ、保守の中心的な仕事になります。
バックアップ:戻せる安心がいちばんの保険
操作ミスやトラブルでサイトが壊れても、バックアップがあれば元に戻せます。 これは内製・外注を問わず、ホームページ運用の生命線です。
レンタルサーバーの自動バックアップ機能や、バックアップ用プラグインで定期的に控えを取りましょう。
「壊れてから後悔する」ことが最も多いのがこの項目です。



お客様から「サイトが真っ白になった」とご連絡をいただくとき、原因の多くはプラグインの更新トラブルです。
バックアップさえあれば数十分で戻せますが、無いと一から作り直し。保険のつもりで、控えだけは必ず取っておいてください。
ここまで読んで「品質チェックや更新作業まで自社でやり切るのは不安」と感じたら、それは自然なことです。
日々の更新は自社で、専門性が要る保守だけは外注する——この役割分担が、無理なく続けるための現実解になります。
保守を外注する場合の費用はホームページの維持費の内訳、保守の中身そのものはホームページの保守・メンテナンスとはで詳しく解説しています。
内製化は「節約」にもつながる
更新を自社でできると、更新代行の費用を抑えられます。 保守・管理費は月5,000〜20,000円が中心で、手厚い更新代行を含めると月額がさらに上がります。
お知らせや文章直しを自社で対応すれば、外注を「本当に手が回らない作業」だけに絞れます。
費用を品質を落とさず抑える考え方はホームページ制作費を安く抑える方法でもまとめています。
更新だけでなく集客や分析まで含めた公開後の全体像はホームページ公開後の運用を参考にしてください。
予算・体制に合わせた進め方
「自社でどこまでやり、どこを任せるか」は、人手や得意・不得意によって変わります。
弊社では、内製化を前提にした制作にも対応しています。
- プラン一覧:CMS(WordPress)で構築し、公開後に自社で更新できる形をご提案します。
- 更新方法のレクチャー:操作の手ほどき+自社用の手順メモづくりまでサポートします。
- 保守だけの依頼:日々の更新は自社で、セキュリティ更新やバックアップだけ任せる形も可能です。
「全部おまかせ」も「全部自社」も正解ではなく、続けられる役割分担がいちばんです。
どこまで自社でやれそうか迷ったら、まずは無料相談で現状をお聞かせください。
まとめ:自分で更新できる土台を作れば、運用はぐっとラクになる
- CMS(WordPressなど)で作られたサイトなら、専門知識がなくても自分で更新できる。HTML直書きのサイトは難しい。
- 自分でできるのはお知らせ・ブログ・写真や文章の差し替え。デザイン改修や機能追加は専門家に任せる。
- 更新の基本は「下書き→プレビュー→公開」の3ステップ。写真は軽くしてから載せ、スマホ表示も確認する。
- 内製化の注意点は品質・SEO・セキュリティ・バックアップの4点。とくにバックアップは戻せる保険として必須。
- 全部を抱え込まず、日々の更新は自社・保守は外注という役割分担が、無理なく続けるコツ。
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ホームページの自社更新に関するよくある質問
<!-- wp:loos/faq {"qIconStyle":"col-custom","aIconStyle":"fill-custom","outputJsonLd":true} -->
<dl class="swell-block-faq" data-q="col-custom" data-a="fill-custom"><!-- wp:loos/faq-item -->
<div class="swell-block-faq__item"><dt class="faq_q">パソコンが苦手でも自分で更新できますか?
</dt><dd class="faq_a"><!-- wp:paragraph -->
<p>はい、WordPressなどのCMSなら、Wordに文章を書く感覚で更新できます。
お知らせ追加や文章の差し替えは、操作を一度覚えれば数分で対応できます。
最初に制作会社から操作を教わり、自社用の手順メモを残しておくと安心です。
</p>
<!-- /wp:paragraph --></dd></div>
<!-- /wp:loos/faq-item -->
<!-- wp:loos/faq-item -->
<div class="swell-block-faq__item"><dt class="faq_q">自分で更新すると費用はかかりませんか?
</dt><dd class="faq_a"><!-- wp:paragraph -->
<p>更新作業そのものに外注費はかかりませんが、サイトを公開し続けるための維持費は別途必要です。
目安はドメインが年1,000〜6,000円、サーバーが月500〜5,000円ほどで、SSL(暗号化)は無料のことが多いです。
更新を外注すると保守・更新代行費が月5,000〜20,000円ほどかかるため、自社更新はこの分を抑えられます。
</p>
<!-- /wp:paragraph --></dd></div>
<!-- /wp:loos/faq-item -->
<!-- wp:loos/faq-item -->
<div class="swell-block-faq__item"><dt class="faq_q">セキュリティが不安です。
更新は自社でも大丈夫ですか?
</dt><dd class="faq_a"><!-- wp:paragraph -->
<p>日々のコンテンツ更新は自社でも問題ありませんが、CMSやプラグインの更新・バックアップ・セキュリティ対応は専門知識が要ります。
この部分だけ保守として外注し、更新は自社で行う役割分担が現実的でおすすめです。
</p>
<!-- /wp:paragraph --></dd></div>
<!-- /wp:loos/faq-item --></dl>
<!-- /wp:loos/faq -->


監修者|川人 大展
株式会社SORAQ|Webディレクター・SEOコンサルタント
ホームページ制作会社のWebディレクター・SEOコンサルタントとして、
中小企業のホームページ制作とSEO対策・Web集客の支援に従事。
「ホームページ制作担当」では、ホームページ制作やSEO対策、Web集客に関する記事を専門的な観点から監修し、最新の検索エンジン動向とWebマーケティングの実務を踏まえた、正確で信頼できる情報発信を支えています。
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